準備中
車名
クンタッシ
グレード
LP400
形式
LP400
駆動型式
MR
ギア
5MT
EG型式
種類
60'V型12気筒
DOHC 24v(縦置)
吸気方式
NA
排気量
3929cc
馬力
380ps/8000rpm
トルク
36.8kgm/5500rpm
燃料供給
キャブレター
型式
6 Twin-throat Webers 45 DCOE 96/97
燃料
ー(60x2L)
燃費
-km/1L
車重
1300kg
乗員定数
2人
準備中
コクピットの写真エンジンの写真
English ___ver3.2

コメント
未来の車を彷彿させるデザインとポップアップドアで
人々を驚かせ、いまだ高い支持をうけるLP型のクンタッシ
クンタッシはピエモンテ州の方言で「驚き」を表します
(美しい女性を誉る時にも使います)

その独創的なデザインにより
1970年代後半から1980年代の日本における
スーパーカーブームの火付け役となり
スーパーカーを代表する車種で、現在でも高い人気を誇っている

私も好きな車ですが
実際に乗るのは相当大変みたいで
エンジンの前方にギアボックスが配置されているため
シートが斜めになっており
非常に不自然なドライビングポジションを強要されたり
さらに、後方視界の悪さから
ドアのサイドシルに腰をかけ上半身を外に乗り出し
後方を確認しながらバックさせる
「カウンタック・リバース」と言う技まで編み出された

会社設立当初の、フェルッチオ・ランボルギーニのモットーであった
「私は欠点のないグラン・トゥリズモを造りたい  
 技術的な化け物ではなく、正常で、非常に常識的で
 しかも完璧なクルマを、、、」         
という言葉はもろくも崩れ
モットーとは対極の車となっている

中古事情もスーパーな価格で
販売開始から四半世紀たっているにもかかわらず
1千万〜2千万という価格がついている

備考
1968年にミウラの後継車として、LP112というコードネームで
「フェラーリ 365GTB/4」妥当のため
そして、何よりも「大量生産可能なスーパーカー」を目指して開発が始まります

1971年のジュネーブ・ショーでプロトタイプのLP500を発表
しかし、実際に走行させてみると、セミモノコックボディの剛性が不足
当初予定していた5Lエンジンも開発が進まず
エンジンルームの冷却にも問題があり、オーバーヒートが多発した

剛性を確保するためにセミモノコックをやめ
バードゲージと呼ばれる角断面鋼管を複雑に組んだ
マルチ・チューブラー・タイプのシャシーを採用
このフレームはミウラ同様、マルケージ社製
このシャシー構造により
外板にはほとんど応力がかからなくなったため
LP500はスチールを採用していたが、LP400はより軽量なアルミに変更された

そして、エンジンは5リットルをあきらめ
ミウラ以来の4リットルV型12気筒DOHCエンジンをミッドに縦置き搭載
さらに、オーバーヒート対策として
リヤを中心にエアスクープを設けるなど
冷却効果を高めた生産型LP400のプロトタイプが
1973年のジュネーブショーで展示された
その後、1974年のジュネーブ・ショーでLP400の
最終プロトタイプが公開され販売が開始された

LP400は1978年までに150台が生産された
これは、1999台が生産された
カウンタック・シリーズの中で最も少ない


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